あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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みなしご元禄津波
The ORPHAN TSUNAMI of 1700
 
 『みなしご元禄津波』
 “The Orphan Tsunami of 1700: Japanese Clues to a Parent Earthquake in North America”
 という本があります。

 先ごろケーブルテレビで見た海外のドキュメンタリーで、昔日本で「みなしご津波」というのがあって、その原因が遠く離れた北米大陸にあったというのを知りました。
 地震ではなく大規模な地すべりによって、巨大な津波が発生、それが太平洋を押し渡り、日本の海岸にまで達し被害を出したのです。

 ご存知の方もおいででしょうが、私は初耳で、さっそく検索をかけたところ、この事件を調べた学者の本があちらで発売されていることを発見。それがこれです。

 「みなしご津波」という名を番組で聞いて、私はてっきり被災して親を失った子どもにでもちなんだものかと早合点したのですが、さにあらず。
 当時の日本人は地震と津波の関連性をすでに知っていて、地震もないのに来た津波(親がないのに子だけが来た)として、こういう呼び名をつけたらしい?のですが
 米国の研究家は現地の地層から災害のあったことはわかっても当時の北米には先住民の伝承以外記録がなく、正確な年代が不明だったものが、日本の様々な階層の人々が書き残した「みなしご津波」の記録から、それが判明したのだそうです。
 この本は多くのカラー画像が日本語と英語の併記で掲載され、英語に堪能でない人も、当時の日本の文献を見ることが出来る貴重な本です(そう言う私も全然堪能ではありません)(笑)。
 まだざっと目を通しただけですが、買っておいて損はない一冊だと思いました。
 こんな貴重な資料本の日本語訳が出ていないのは(出てるんでしょうか?)もったいない話です。
 是非どこかの出版社で出して欲しいものです。
 まずはお知らせまで。ではでは♪



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