あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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デジタルコミックにおける「アメリカの夜」
『戦闘女神アヌンガ』より「擬似夜景」
『戦闘女神アヌンガ』より合成夜空
 映画好きの方はご存知でしょうが「アメリカの夜」という言葉があります。
 大昔、フィルムの感度が悪く夜のシーンを撮るのが困難だったころ、画面の色合いと暗さを調整して夜のように見えるフィルターを使って、昼間撮影することがありました。
 妙にクリアな雲の浮かんだ青っぽい夜の砂漠を行くカウボーイの映画とか、だいたいそうでした(笑)。
 ハリウッドから始まったため「アメリカの夜」と言われるとも聞きます。
 21世紀の今日、フィルム感度も向上してそんな手法は過去の伝説になってしまいましたが、どっこい私はデジタルコミックにおいて、今も活用しています♪
 ご覧の二点のカット、いずれも『戦闘女神アヌンガ』の一場面ですが、一枚目の夜空は「アメリカの夜」。
 曇天の日に撮影した雲を明るさとコントラストを調整、重ねてみました。
 二枚目の怪鳥が飛んでいる夜空は本当の月夜の雲です。
 いずれもただの写真合成ではなく、フォトショップのフィルター(電子のフィルターですね)で加工してあります。
 すごいのは、今日二枚目のような夜の空が、手持ちのデジカメで特別な調整もいらず一般人が気軽に撮影できるようになったということです(もっとも資料撮影として万全を期するには三脚と、できればケーブレリーズやワイヤレスリモコンが必要ですが)。
 デジタルコミックに関しては色々と高度な技術書が出ていますが、こういう地道な手法の積み重ねも、大事なように思います♪
コメント
この記事へのコメント
謎の円盤UFOの「時間凍結作戦」での、冒頭の夜間ドライブシーンもこの手法で撮影されていましたよね。
この話の場合、撮影所の門をくぐったとたん昼のシーンになるので、かえって都合が良いのかも。
2010/01/21(木) 22:49:49 | URL | 間地出 外吉 #//IwUzE6[ 編集]
そうでしたか!
>間地出さま
 そうでしたか!>UFO
 あの時代の一つの定番ですかね。
 夜昼逆転は楽だったでしょうねー!(笑
2010/01/22(金) 10:24:13 | URL | 山本貴嗣 #pmWGJPUI[ 編集]
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