あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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日本もまだまだ捨てたものでは♪
 知り合いのマンガ家さんのブログを拝読してたら
 その方、財布を落とされて、中にはカードや今月の家賃含む十数万円が入っていたとか。
 出てこないだろうとあきらめ半分で警察に届けたら、良い方が拾って届けてくださったそうで、カードもお金も手付かずで戻ってきたとか。

 そのマンガ家さん、ふだんから心優しく、ブログにも、世の中のアラを探したりうっぷん晴らしの毒吐きのような内容はまるで書かれない、かわいがっている犬猫(道端に捨てられていたのを拾って自宅で面倒見てる)との穏やかな暮らしぶりを淡々とアップされてる方です。私はいつ行っても気持ちよく去ることが出来る一服の清涼剤のようなページとして愛読しているのですが、
 思わず「積善の家に余慶あり(いいことしてる人の家にはいいことがあるよ)」という中国のことわざを思い浮かべてしまいました(笑)。

 ちなみに、財布を拾われた方は無職の方だったそうで、人によってはネコババしててもおかしくないところ
 良心的な方がいらしたものです。
 日本も殺伐してきたと言いながら、まだまだ捨てたものではないなと。
 ちょっとうれしいお話で、思わず拾われた方にも良い風が吹くよう祈ってしまいました♪
 めでたや。


蛇足ですが
 マンガ家さん、当然と言うか、しっかりお礼はされたそうです。額を聞いて、え?1割超えてるやん?って思ったんですが、そうかカードの分も含めてってことですね。
 拾ってくださった方も、きっと喜ばれたんじゃないかと思います。
 良かったですー♪

蛇足2
 財布を落とされたマンガ家さんは、なんと申しますか、平たく言って、けして裕福な方ではありません。
 「少し前にこの財布落としてたら首つらないといけないとこでした」
 と冗談めかしておられましたが
 そういう方が、お礼にぽんと万札を出されると言うのは、なかなかできないことだと思います。
 法的には決まった額というものがあるようですが、血の出るようなお金ですから、色々と理由をつけてケチったとしても、おかしくありせんし、実際自分がこの方の立場だったらどうだろうと、考えてしまいます。
 その辺、ハラをくくっておられて、気持ちよくお礼をされる。
 両手を打って鳴った音を、右手が鳴ったか左手が鳴ったかと言う謎かけがありますが、両方の手が鳴って、気持ちのいい音が聞こえたような、そんな思いがいたします。



 ご本人に確認したら、御礼はカードの分もと言うより、正直に届けてくださった拾い主の方のお気持ちに報いたかったからだそうです。
 そういう方が報いられる世の中でないと、と。
 おおいに同感です。正直者が馬鹿を見るばかりの世の中でありませんように♪


追記3
 そのマンガ家さんの行き着けのペット屋さんでは、財布が無い間ツケで猫餌を売ってもらったそうで(ペット屋さんも親切ですね)、そこで聞いた話ではそこのお客さんの5~6人がやはり財布を落とした事があるそうなんですが、いずれも戻って来たそうです。
 のどかな田舎の話ではなく、23区でこそありませんが東京の話です。
 つくづく、まだ捨てたもんじゃないですね。
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