あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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さらば友よ
 先ごろ、学生時代からの友人で、時折私のサイトのBBSなどにもコメントをくれていたI氏が、亡くなりました。
 最近音沙汰がないので、どうしているのかな、あまり私が「いささか形而上」な話など書くので、唯物合理主義者のI氏はあきれて近寄らなくなったかしらんなどと思っていたのですが
 奥様からのお電話で知りました。
 昨年からのガンでした。
 発見した時は手遅れだったそうです。
 
 世の中には、人の不幸を嫌がらせの種にするタチの悪い人もいますので、最近友人知人の不幸はブログ等には書かないことにしていますが、もはやご本人がいらっしゃらないので、書きました。

 I氏は医師でした。
 白血病なども診た方で、その道のプロでしたが、ご自身の病には間に合いませんでした。
 検査後は自分の状態については無論すべてご存知で
 最後の最後まで仕事を続け、最終入院の数日前まで抗がん剤を打ちながら遠方への出張もこなし、入院して一月も経たぬ間に逝かれたそうです。
 まだ50代のはじめでしたが、生涯を人助けに勤めた、意義ある人生だったと思います。
 
 山本に言うと悲しむから死ぬまで言うなと奥様には言っていたそうです。
 I氏には、故郷に老いたお母様がいらして、奥様はそこへ越して行かれるそうです。一時は自分も死にたいくらいだったけど、お母様の方が元気なくらいで、とおっしゃってました。
 今の奥様にとっては、ある意味お母様は天使かも、菩薩であるかも知れません。


 さらば友よ。
 多くの思い出をありがとう。恙無い黄泉路を。また逢うことあらば話はそのとき。
 すべて無ならばそれもよし。

 私もできることをできる限り、最後の日までして逝きます。
コメント
この記事へのコメント
逝く時は、かくあらんと見習う方が近くに居られたのは幸いな事だと思います。

半世紀近く生きてきて、やっと最近実感したのは「人間、死に様が大切」と言うことでした。

2009/06/30(火) 01:06:09 | URL | ぬうぼマン #x9c5GV3o[ 編集]
同感です
>ぬうぼマンさま
 いかに死ぬか、は、いかに生きるか、と裏表で、死を考えることは生を、生を考えることは死を考えることではないかと思います。
 なんて、すでに多くの先達が語ってこられたことですが(汗
 そういう意味で、死を毛嫌いし、まるで悪いものでもあるかのように視界の外に追いやっている限り、よく十全に生きることはできないのかもと思います。
 どう死ねるかはどう生きたかで決まるのでしょうね。
 ムリせずぼちぼちまいりましょう♪
2009/06/30(火) 11:37:29 | URL | 山本貴嗣 #pmWGJPUI[ 編集]
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