あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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友人の病
 前回の顎関節症に続き、慢性前立腺炎の話をしようかと思ってましたが
 もっとヘヴィーな話が入ったので可能な範囲でアップ。
 友人が若いころ事故で片目を大怪我しました。
 視力は助かったんですが、まぶたがずたずたでパッチワーク状態でなんとか再生。
 もう20年近く経つんですが、いまだに後遺症で悩んでいます。
 彼とは学生時代からの古い付き合いですが
 昨年暮れに調子が悪いとは言ってたんですが、
 昨日久々に電話して
 「どう、おかわりないですかー」
 「かわりましたよー」
 「えー、何があったのー?」

 聞くと、加齢もあって後遺症が悪化、今年になってから何度も手術したらしいんですが
 医師が言うには、まぶたを調べると本来あるはずの筋肉とかパーツが事故でふっとんじゃって見当たらない。
 治そうにも普段の方法が通用しないんだそうです。
 試行錯誤しているところで、もお大変。

 友人は同業者なもんで、目がそれでは仕事になりません。
 今は休業状態です。今年に入って一本18枚しか描いてません。私だったらとうに路頭に迷ってます。
 「しかしこれで一本ネタできますねー。作品で描いたらいかが?」
 「描きたくないですよ、こんなネタ」
 そうかー、うんざりだもんなー。
 彼の連載ならばっちり使えそうなネタだと思ったんだけど。

 「まぶたに3ミリ置きとかで麻酔打つんですけどね、これがめちゃくちゃ痛いんですよ。失神しましたよ」
 「そりゃ拷問だなー」
 「今ならどんな嘘でも吐くなオレとか思いましたね。ジョンベネはオレが殺ったとか、パンティはどこに隠したとか」

 ひどい目に遭ってもいつもとノリは変わりません。

 仕事はできないけど、目以外が不自由なわけではないので、色んな人と会って飲んだり話を聞いたり
 しっかりネタ袋を広げているようです。
 アシスタントさんたちには、仕事なしでも給料払ってキープしてるそうですし、
 天はその人に超えられない試練は課さないなどと申しますが
 私だったらとうてい真似ができません。

 一日も早い復活を祈りつつ、骨休めもしてくださいと思いました。
 人それぞれ、いろんな試練があるものですにゃー。
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