あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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苦味(にがみ)
 先日、日本テレビの『所さんの目がテン!』で「苦味(にがみ)」についてやってました。
 最近の人は苦味を受け付けなくなってきていて、苦味を押さえたビールなども作られるようになっているとか。
 苦味の代表ともいえる食物「せんぶり」をちょこっと混ぜて綿アメを作ると、その苦味がかえって甘味を際立たせ、おとなには大好評だったようですが
 子どもたちには不評でした。
 本来生物は苦味イコール毒と認識する回路があるようです。
 しかし、人間は後天的に学習して、その中にも良いものがあると把握する力がある。
 番組では脳に電極をつけて、苦いものを食べた際にどこが反応しているかを調べて、大人も子どもと変わらずちゃんと同じように反応している。けして感覚が麻痺して苦味を感じなくなっているわけではない。しかし、その捉え方が、異なっていると言っていました(もっともこの辺の実験は、どこまで当てにしていいかはわかりません。サイエンスライターのマイミクさまから、「ゲーム脳」などの人がやってるんで、信頼性がないとのご指摘もいただいております)。

 人間は学習によって、苦味を喜びにできる唯一の生き物ではないか、みたいな意味のことを言ってまとめてましたが(うろ覚えなので原文とは異なります)
 なかなか味わい深い話でした。

 人生もそうだと思います。
 
 無腐性壊死という難病を抱えながら、明るくすてきな詩をつづられる「かとうみちこ」さんという方の「しあわせのかくしあじ」という詩があります。

<からいお塩は
 おいしい おしるこのかくしあじ
 からい くるしみ かなしみ
 そして わかれ
 みいんな しあわせのかくしあじ
 ひとふり ふたふり
 ほら!
 しあわせが とっても
 おいしくなったでしょ・・・・・>
  (『しあわせのかくしあじ』地湧社・刊より)

 実はこの本、私は持っていません。
 でも20年以上も昔、お世話になった先生から教わって、この詩は深く心に残り、座右の銘になっています。
 からみも苦味も、みな人生の隠し味。
 毒も薬も使い方次第かと♪

 きょうも私もみなさまも
 日々是好日♪
 どうかよい一日を


追記
 ちなみに私は、ちっちゃい頃からソーセージなんかの付け合せには苦いピーマンが好きで、ナマで丸かじりもしてましたし、小学校低学年でもお菓子と飲む時のコーヒーは砂糖抜きが好きでしたが
 その辺は早熟だったのかただ鈍かっただけなのか、今となってはわかりません(笑
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