あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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四本腕
アヌンガ×ミュランバ1
アヌンガ×ミュランバ2
アヌンガ×ミュランバ3
 E.R.バローズはアメリカの有名なSF小説家です。
 ご存知ない方でも、あの『ターザン』の作者であると言えば、「ふーん」くらいには思っていただけるかも。
 私の原典の一つであり、その辺は私のサイト「あつじ屋」の雑文で、昔述べたことがあります(過激だったころの文章で、今読むといささか不穏当な表現もあります、あしからず)。

 んで、話は飛びますが
 最近Bbmf社のケータイ配信マンガ『戦闘女神アヌンガ』で、四本腕の女魔神を出したんですが、描きながら、ふと
 バローズの火星シリーズの緑色人のデザインを思い出しました。
 緑色人は四本腕で武勇にすぐれています。顔立ちは人間とはいささか異なり、目も飛び出しているんですが
 バローズは何をモチーフにあのデザインをしたのかなあと。

 ちなみに四本腕はインドの神様などにも多く見られるもので、近くは日本の密教の神々(それもインドに起源を持つものが多くあります)にもあります。

 私がアヌンガで登場させた魔神ミュランバは、蟻をベースに人型を作っています。それゆえ、なんとなく外骨格系のデザインが入っています(あくまで「なんちゃって外骨格」ですが)(笑)(人間のような内骨格だと、実は4本腕はけっこう難しいんですよね)
 蛇足ですが、ミュランバの名前の半分は、ギリシャ神話の蟻人間「ミュルミドーン」から取っています。

 バローズの緑色人も蟻とか昆虫?とか思ったのですが、目のデザインを思うと、カニとか海老とかいった甲殻類かもとBBSのお客様よりご指摘をいただきました。言われてみるとそうかもですね。


 アヌンガとミュランバの殺陣では、せっかくのデザインを活かし、四本腕ならではの殺陣を構成してみました。
 この種の怪人怪物は、マンガや映画で多く見てきましたが、その利便性?を活かした殺陣というものをほとんど見たことがなく、ただやみくもに振り回していたり、せっかくの2本多い有利さをまったく活用していないものがほとんど。
 アヌンガは武術マンガではありませんから、あまり厳密なことは申しませんが、そっち方面の知識を活かして、多少なりともリアルなアクションをお見せできればと思っております。

 画像1~3枚目がアヌンガの18話。
 4枚目が私がイラストを担当しました岩崎書店版『火星のプリンセス』の緑色人です。
火星シリーズの緑色人
コメント
この記事へのコメント
多腕人間
多腕人間はその昔、山本先生ご自身の作品「最終教師」で、ゴキブリ人間やらその天敵の蜘蛛人間でも描いていらっしゃいましたね。(個人的には蜘蛛人間のモデルになった某氏の容姿ともじった名前に笑いましたが)

考えてみれば、腕が二倍という事は、視覚・聴覚も二倍必要の可能性があり、それを制御する運動系の脳細胞も二倍必要なのではないかと思うのです。

昆虫は果たして、そう言う制御をしているのかは謎なんですが・・・・


(やっと書き込めた・・・・)
2009/01/22(木) 08:16:48 | URL | ぬうぼマン #x9c5GV3o[ 編集]
忘れてました(爆
>ぬうぼマンさま
 自分で描いといて、先日お客様からご指摘をいただくまで、最終教師の4本腕をころっと忘れてました。
 歳はとりたくないものです(30年以上描いてますんで・・・って言い訳か)(爆
 視覚聴覚まで倍いるかどうかは存じませんが、ドラマーのようなセンスがないと制御できないかもですね♪
2009/01/22(木) 09:24:39 | URL | 山本貴嗣 #pmWGJPUI[ 編集]
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