あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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『ブリキ細工のトタン屋根』三山のぼる

『ブリキ細工のトタン屋根』復刻版
 出ました!復刻版!
 講談社から三山のぼる先生著
 『ブリキ細工のトタン屋根』!
 全三巻(一冊¥1800)!
 スキャンした光の加減でヒロインの周囲黒くなってますが、実際は銀色です♪

 以前アップしました、山田貴敏氏と語る三山のぼる先生の思い出
 ○ピュタは本当にあったんだ!じゃなくって
 思い出は本当にあったんだ!(笑
 今見てもすごい絵、おもしろい話。
 そう、本の帯にもあるとおり
「漫画家があこがれる漫画家」
 でした、三山先生。
 今見ても新たな発見がある。すごいことです!

 講談社モーニング誌上にて昭和57~58年にかけて連載された、ということは、もう26年前ですか!
 当時あこがれた秀逸な画面
 最小限の処理で最大限の効果、ざくざくっと描きながら質感、臨場感に舌を巻いたあの日の思い出は、けして過大に膨らんだ過去の幻想などではなく、
 CG処理などなかったアナログ100%のあの時代に
 インクとトーンでここまでの絵を作り上げた三山先生の才能と手腕には、本当に頭が下がります。
 今見ても刺激を受け、インスピレーションが触発されます。

 もはや三山先生のお名前も作品も知らない編集さんまでいらっしゃる時代になりましたが
 これを機会に是非読んでいただきたい。
 そういえば、友人、山田貴敏氏も、三山先生を知らない若いアシスタントさんに同書(復刻版でなく当時の。山田氏は保存用と普段の閲覧用に別にセットで購入してたはずです)を見せると、こんなうまい人がいたんですかと驚愕すると言ってました。
 自分(山本)もあれから四半世紀、それなりに腕も上げたし色々技術も見につけたけど
 永遠に抜けないものがあるなあと今回また改めて思いました(わかってましたけど、つくづく再確認)(爆)。

 『ブリキ細工・・』は三山のぼる先生の代表作中の代表作です。
 ある種コアな趣味をお持ちの方でもありましたから、一般のお客様にはお口に合わないタイプの作品もあったように思いますが、この作品は徹頭徹尾メジャー感覚で、どなたにも楽しめる作品になっていると(僭越ながら)思います。
 今回復刻された同書には、巻末にアマチュア時代の三山先生の作品も収録されており、貴重な付録となっています。

 今回、同書をわざわざお贈りくださったモーニング誌の編集さんと、仲立ちをしてくださったイブニング誌の編集さん(同誌で『俊平1/50』を連載させていただいた当時の担当さん)に、
 心より御礼申し上げます。
 そしてなにより
 三山のぼる先生、素敵な作品をありがとうございました!
 偉大な大先達に敬礼&合掌♪

 

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