あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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二人のジョン
 先日の日記にいただきましたコメントで、組織内の人間関係の話題に言及されたお客様がいらして
 ふと思い出したのですが

 私と同年輩の中年以上~老年世代にはおなじみですが(若い方には、生まれる前の人たちなので「誰そいつ?」な話でしょうけど)
 世界的な名監督ジョン・フォードと、やはり世界的大スター、ジョン・ウェイン(いずれも故人)の話(だったと思います。記憶違いでなければですが)。

 大スターのジョン・ウェインがまだ無名だったころ
 フォード監督が彼を主演に使うことになり、まわりの俳優やスタッフが、不信や嫉妬色々で「なんだこの若造?」みたいだったのを見て
 監督は若きウェインを、わざといじめてひどい扱いを続け
 ほかの俳優やスタッフが、「監督なにもああまでしなくてもいいじゃないか」と、だんだんウェインに同情するようになり、みんなの心が通じ合うようになったのを見計らって「いじめ」(正確には「いじめ」の「演技」と言うべきか)をやめたという話があります。
 巨匠ジョン・フォードらしい逸話ですが

 そんな深謀遠慮なんかカケラもない、ただの陰湿なパワハラが多発する昨今では、もはや一つの「神話」のようなエピソードかもしれません。
 そういう上司に出会えた人は、たぐいまれな幸運な人なのでしょう(でも上司の意図が理解できなくて、途中でキレてやめちゃったりすると、ただの悲しい思い出になっちゃいますけど)。

追記
 ちなみに、このエピソード、今から70年近く昔の話ですから、ストレートに現代に応用するのは難しいかもしれません。ある意味、人がもっとタフだった時代の話と言いますか・・・;
 でも根底に流れる心配りは、形を変えて残していけたらと思うものです。
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