あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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良いは悪い、悪いは良い
 有名なシェークスピアの『マクベス』に出てくる魔女のセリフ。
「きれいは汚い、汚いはきれい」とか
「美しきは醜く、醜きは美し」とか
 いろんな訳があるようですが

 この世はすべて一見矛盾する二つの顔を持っています。
 たぶん、このページをご覧の方は、そんなこと、とうにお解りの方ばかりでしょうけど(笑

「渡る世間に鬼はなし」
「人を見たら泥棒と思え」
 互いに矛盾する格言ですが、一方がウソなのではなく、両方が真実(の一側面)を語っているだけです。
 子どもは、えてしてものごとを単純に捉えて「どっちがホントだ!?」
 とか怒るんですが(笑

「息を吸うのか吐くのか、どっちが真実だ」とか
「食べるのか出すのかどっちが真実だ」
 と言うのと同じくらい馬鹿げた捉えかたです。

 古くからの賢者聖人の教えにもこの種の相矛盾する言葉がありますが、世界の真実を語ろうとするとそうなるのが当たり前で、一面だけを語って一見破綻がないように見えるものこそ、世界を語っていない証拠ではないかと思うものです。
 いや無論あちこち矛盾とボロだらけの妄言とは違いますよ(笑


 ちょっと先日から仕事で、昔集めたアフリカ関係の資料(書籍からネットの検索まで)読み返してたんですが
 おお!
 とか思う格言があったので少し♪

 スワヒリ語の格言に
「舌は歯よりも傷つける」
 というのがありまして
 物を噛む歯よりも言葉が人を傷つけると言う意味なんですが

きつい言葉は骨を砕かない
きつい言葉は骨をも砕く

 正反対の格言もあります。


 前者は言葉で人から傷つけられた人に。
 後者は言葉で人を傷つけた人に。
 おお、人類の叡智!とか思いました(最初読んだときも、数年ぶりに昨夜読んだときも)♪
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