あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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島津先生も「おとうさん」
 先日、テレビ東京の鑑定団を見てたら
 珍しい方が。
 柳生心眼流の島津兼治師が出ておいでで、18世紀だったかの日本の炸裂弾(ほうろくだま)を持参されて高額の鑑定結果がついてました。
 ちょっと気になったのはその紹介のされ方で
「武具コレクターがお宝持参」
 みたいなテロップ(ちょっと言葉は違うかもですが、そういうノリです)で、紳介も
「おとうさん」
 呼ばわり。
 島津氏がタケミツの刀を差しておいでなのを
「ほんとはホンモノ差して歩きたいでしょおとーさん」(笑
 なんか、ただの趣味のコスプレイヤーに近い扱いのような・・・

 まあ島津先生は小柄な方ですし、にこにこ笑っておいでですから、ただの好々爺に見えるのも無理はないんですが
 あなたいざとなったら秒殺ですよとか、そっと忠告してあげたくなりました(余計なお世話ですね)。

 私がお会いした武術家の方も、たいていちょっと見は穏やかなただの人、みたいな方でした。ある意味その場の最終的な生殺与奪権を握ってるんで、誰もビビらせる必要ないんですよね。
 一目見て鬼みたいな容貌であたりを威圧するような武術家って、それこそ漫画の世界です。

 しかし、知らないって怖いなーと番組を見ながら思いました(笑
 なんだか何もしならないでペットだと思って猛獣の頭を撫でてる人を見る思いがしました(昔見た外国の映像で、鎖のついてない虎を、素手でいじってた男が、ちょっと機嫌をそこねた虎が軽く振り払っただけで、ボロ雑巾のように横たわってました)。

追記
 心眼流は甲冑兵法ですから、甲冑姿の練習風景を見て、実用性のない懐古趣味の団体と思われたのかもしれませんね・・・
 平服でもちゃんとやってましたが、人は目立つ方に気を奪われますから・
コメント
この記事へのコメント
気配を変えられるのは.....
くまくまでございます。う~ん、見逃したんですよ~!!残念!
 気配を変えてしまう、これって「消す」よりも遥かに高等術ですね。感服致しました。 
 私らのレベルで推測致すのは、はなはだおこがましいのですが、よく笑って見せても「目が笑ってないね~」と判ってしまう位が気配を変える精一杯、先生のコメントにもございましたが、本当の高手の先生方は普段、生活の風景に溶け込んでおられますものねぇ。
2007/09/30(日) 20:44:09 | URL | くまくま #eI0qnTzk[ 編集]
私も見逃すところでした
>くまくまさま
 つまが
 「島津先生出てるよー!」
 って呼んでくれなかったら私も知らないとこでした。
 高手の方<自分が武器を持っていると相手に知らさないのも兵法の基本ですよね♪
2007/09/30(日) 22:50:58 | URL | 貴嗣 #pmWGJPUI[ 編集]
>あなたいざとなったら秒殺ですよとか

相手の腕力が強いからへりくだるというのも、見るにたえないですけどね。TVという自分の土俵に上げた以上命を張ってもイジるとか、そんなことを考えてたかどうか知りませんが。
2007/09/30(日) 23:04:48 | URL | あるカルマ・ヨギ #-[ 編集]
それはただの卑屈です(笑
>あるカルマ・ヨギさま
 おっしゃるとおりです。強い人にへいこらしても仕方ないですよね♪
 武術の先生だろうがお茶の先生だろうが、一流を極めた方への礼というものがあると思うものですが、そもそもそういう認識がなかったんでしょうね。
 もう一歩進めて言うなら、一流を極めていようがいまいが、他者へは敬意を忘れず接するのが望ましいと思います。
 最近は親しさと非礼を区別できない人が増えていて悲しいです;テレビやマスコミの影響もないではないかと・・・
2007/09/30(日) 23:45:48 | URL | 貴嗣 #pmWGJPUI[ 編集]
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