あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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夏蜜柑丸漬と萩乃薫
夏蜜柑丸漬

夏蜜柑丸漬と萩乃薫

 朝方、『弾(アモウ)』48話原稿完成。
 今日はごろごろお休みします♪

 来週末に集英社の担当さんと久々にお会いするので、それまでちょうど一週間、やっと新作の案が練れます。
 思えば春に『紅壁虎(ホンピーフー)』終えてから、少し一息つけるはずが、義父の入院や急死で取り込みが続き、休みらしい休みもなくずーっと忙しかったです。
 おかげで全然新作を詰める余裕がなくて。
 あれこれイメージは浮かぶ端からファイリングしてきたんですが、これでやっと少し落ち着いて向き合えます。

 とはいえ、まずは一息。
 えーと。
 
 画像は田舎から先日マーマレードと一緒に送ってきた御菓子。
 いずれも夏みかんマーマレードと同じ会社(光國本店)の製品(偶然です)で
 左側の丸いのが「夏蜜柑丸漬」
 右の萩焼の皿に乗せたの左がその切った一切れ、右半分は同社の御菓子「萩乃薫」です。

 つまの持っていた文庫本『53ケ所の旅先で旨い菓子見つけた』(入江織美・著/小学館文庫/1999年初版)に記載がありましたので、少し長いですが引用します。

「萩には夏ミカンを使ったお菓子が数々ある。そのなかで、夏ミカンの香りやほろ苦さを生かした光國本店のものは絶品である。
 萩のミカンは、今から焼く230年ほど前の安永初年、青海島に一つの果実が漂着したことに始まる。この果実の種を蒔き、成長したのが萩の夏ミカンの原樹である。明治維新で禄を失った士族のため、毛利公は夏ミカン栽培を奨励し、本格的に出荷をするようになった。
 明治13年、以前からあった夏ミカンの皮のお菓子を菓子司光國作右エ門が改良し創業。これが現在の「萩乃薫」である。夏ミカンの表皮を1ミリほど削り取り、残った皮を一晩水にさらしてアク抜きをする。翌日ゆがいて、再びアク抜き。3日目に糖蜜(砂糖シロップ)で煮て乾かし、グラニュー糖をまぶす。土産屋に、まるで砂糖を食べているような同種のものがあるが、それとは全く異なる味わい。ごまかしのない夏ミカンのお菓子である。

「夏蜜柑丸漬」は表皮を1ミリほど削り、中身をくり抜いた夏ミカンを「萩乃薫」と同じ工程で進め、中に天然夏ミカン香料を入れた白羊羹を流し込む。形を整えながら焙炉で乾燥させ、五日目にやっと出来上がる」


 ふーん、
 そんな手の込んだ製法だっのか。
 などと言いながら食べてます。
 しかし、こんな本に載ってる品を狙ったように送ってくる母もなかなかやるな(しかし全部同じ会社の製品かよ!!)(笑
コメント
この記事へのコメント
そんな経緯が!
くまくまでございます。夏みかん、そうだったんですか~!江戸時代あたりから武士の内職の一端を担っていたのは存じておりましたが、はるばる黄海あたりを漂って来たんですね~、あ、びっくり!それに手をかけて「菓子」にしてしまう、すばらしいです。一度食して見たいですね(^。^)ネット通販で取って見ましょうかね?おいしそうです。
2007/07/14(土) 20:38:48 | URL | くまくま #eI0qnTzk[ 編集]
機会がありましたら一度♪
>くまくまさま
 私もそんな由来だったのは初耳でした(つまの本を見て知りました)。
 萩乃薫は写真に写ってる細切れの皮がメインで、他に夏みかんのふさを模したゼリーが少し入ってます。ゼリーの方だけ着色料が使われてるようです。
 どっちもうまいです。
 夏蜜柑丸漬も♪
2007/07/15(日) 00:02:19 | URL | 貴嗣 #pmWGJPUI[ 編集]
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