あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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今年初めての逆ツララ♪
2011年1月31日逆氷柱
 今朝寒かったー!
 仕事場の室温10度。
 朝の9時ごろ出かけようとドアを開けたら庭の水道の下に今年初めて逆氷柱(つらら)ができてました!
 横の丸い氷はバケツに張ってたものです。
 すごいのは用事を済ませて午後3時に帰宅したら、この逆さ氷柱が細いながらまだ長い形で残ってたこと。
 そういえば途中魚屋さんの店先の発泡スチロールの箱に入った水がまだ凍ったままでした。
 まだまだ冷え込みは油断なりませんね。皆々様もご自愛を♪
『メタルマックス3/双銃身の魔女』第6話更新されました
『メタルマックス3/双銃身の魔女』第6話より
 ファミ通コミッククリアのウェブ連載マンガ『メタルマックス3/双銃身の魔女』第6話無料配信公開中です。御用とお急ぎでない方はご覧くださいませ♪
<愉(たの)しみある所に愉しみ 愉しみなき所にも楽しむ>
 <愉(たの)しみある所に愉しみ 愉しみなき所にも楽しむ>

 小説『宮本武蔵』でおなじみ作家・吉川英治氏の言葉だそうです。

 幕末の志士、高杉晋作の

「おもしろきこともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり」

 とも通じるものがあるかと思います。高杉の言葉は「世を」と「世に」と二つ説があるようですが、私の故郷の防府天満宮の句碑では「を」となっているそうです(覚えてません、すみません)(笑)。
どうせあいつらはこんなもの(?)
 「どうせあいつらはこんなもんだろ」
 というのは、日常あらゆるところにはびこる、一つの偏見です。
 家庭や学校や職場で、自分が誰かに対して、あるいは誰かが自分に対して口に出そうと出すまいと、やっている「決めつけ」です。
 今これを読んでくださってる方で、これまでの人生で誰かから「おまえってこの程度のやつだよな」と決め付けられて嫌な思いをしたことがない方はほとんどいらっしゃらないんじゃないでしょうか。

 『世界は感情で動く』(マッテオ・モッテルリーニ・著/泉典子・訳/紀伊国屋書店)
 という本に興味深い例が載っています。

<社会心理学者のジョージ・カトロンとジョーンズはこの把握のゆがみを、プリンストン大学とラトガース大学という、強いライバル意識をもつ両校の学生たちを使って実験した。彼らはビデオを一本見せられたが、そこに出てくるある学生は、ロックのCDとクラシックのCDから、どちらかを選ぼうとしていた。学生たちには、ビデオの学生はプリンストン大学の学生だとか、ラトガース大学の学生だとか前もって伝えておいた>

ビデオに出てくる学生はロックのCD,クラシックのCD,どちらを買ったでしょうか。

 そう質問すると興味深い結果が出ました。

<おおかたの学生は、ライバル校の学生たちはビデオの学生と同じような選択をするだろう、つまり音楽の好みはみな同じだろうと答えた。ところが自分の大学の学生となると、好みはさまざまであろうと判断したのだ>

<相手方の人々をすべて均質と考えるメカニズムは、自分の集団に属さないものを劣っていると判断するメカニズムと同じものである。このメカニズムは私たちの気分をよくし、プライドや帰属意識を高め、おそらく自尊心も高めてくれる。
 しかしある集団への帰属意識をさらに広範囲に考え、たとえば「人種」にまで広げたら、どんな結果になるだろうか>

 これが、いつまでたっても仲良くなれない敵対国同士の終わりのない非難合戦の大きな一因だと私(山本)は思っています。
 嫌いな相手をみんな同じような集団「知ってるよ、あいつらなんてこんなもんだろ」と決めつける「病理」(と言ってもいいでしょう)は場所時間を越えてすべての人間に大なり小なりあるのではないでしょうか。
 それは少し団体行動をとる機会さえあれば、自分がその攻撃?にさらされて否が応でも気がつくことです。
 上に引用した書籍はたまたま心理学関連のものですが、別に心理学など関係なくとも、人間にそいうい現実をねじまげて自分の都合のいい(気分のいい)思い込みをすることで、他人をないがしろにし、傷つけ貶(おとし)める傾向があることは、誰でもたとえ理屈で分析しなくとも、なんとなく肌で感じられるものではないでしょうか。

 家族で、学校で、職場で、そして国家間で。

「あいつらなんてこんなもんだよな」
 の
「こんなもん」
 は無論高いレベルの「こんなもん」ではなく、自分が見下してあざわらえるような低いレベルの「こんなもん」です。

 数学や科学などの表現はゆらぎがありません。
「直径10センチの石」
 と言えばそれは直径10センチの石であって、長さ5センチの棒とは考えられません。
 しかし日常使う言葉には、幅というものがあって、同じ言葉でも時と場所で意味が異なり、聞く人の立場や気分によっても異なります。
 人は相手を貶めたいとき、相手の言葉(や行動)に対して、もっとも愚かでくだらない解釈をし、そんなやつだと決めつけます。
 相手がそれに抗議しても、片っぱしからそういう最低の解釈に当てはめて笑い続けます。
 ここに対話は成立しません。
「四捨五入」
 とは4以下を切り捨て5以上を切り上げることですが、これはどんな数字も(大きかろうと小さかろうと)すべて切り捨てるだけの行為です。
 それは一種の狂気です。


 しかし、人は自分が嫌な思いをしたその決めつけを、機会があれば他人に対してもしようとしがちです。
 オレはきのう足を踏まれた。それが世の中というもんだ。今度はオレが誰かの足を踏んでやる番だ。
 それは自分も世界も貧しくします。

 昨年から話題の「都条例」の表現規制の問題でも随所にそれが見られました。
 規制推進派は「反対派はこんな連中である」と反対派を貶めるような形での均質化、決めつけを行い、世間に賛成を求めます。
 それは愚劣なことだと思うのですが、困ったことに今度は「反対派」までが同じことを始める。
「条例賛成派なんてこんな連中だ」
 とやはり賛成派を貶めるような形での均質化、決めつけを行い、気勢を上げる。
 それでは同じ穴のムジナで、敵国の兵士がわが国来て一般人の家を焼き女子どもを暴行虐殺した、我々も敵国に乗り込んで一般人の家を焼き女子どもを暴行虐殺しようというのと何もかわりません。
 正義の名の下に気がついたら悪党と同じレベルに落ちているようなものです。

 これと同じことが反目する国家同士でも行われています。
 自分がひいきの国の人が自国で犯罪を犯しても、まあ中にはそういう人もいるよね、で済まされるものが、嫌いな国の人が同じことをすると「見ろ、あの国のやつらはみんなこうだ」となる。

 そういう過った思考のぐるぐるに気づくのに、別に特別な学校や教育はいりません。
 自分が日々生きていく中で、「これっておかしくないだろうか?」「なんでこんなことされるんだろうか?」と考えていけばすむことです。

 少し進めて考えるなら、政治家や高い知性を誇る識者(と言われる人びと)がなぜその過ちを繰り返すのか。
 それはそれが好都合だからではないでしょうか。
 相手方を攻撃し、人びとを扇動して思い通りに動かす(政治家なら敵対勢力の打倒や票集め)のに便利だからではないでしょうか。
 そういう人びとは、その行為の愚劣さは百も承知で、好都合だからやっている、
 私にはそう思えてしまうのです。
 もしかしたらそれも一つの「決めつけ」かもですが(笑

 電車でうっかり足を踏んだ人に
「すみません、足をどけていただけませんか」
 と言えばたいていどけてくれるでしょう。しかしわざと踏んでいる人ならどうでしょう?
「踏んでる?誰が?誰を?オレは足なんか踏んでないぞ」
 足を踏んだままそう言うかもしれません。ほとんどチンピラ暴力団ですが、しかしそれが形を変えて実際の世間で行われていることです。

 そういう人と果たして対話する手段はあるのか。
 きょうも私は考えています。

 とりあえずは自分が誰かに(とりわけ気に食わない誰かに)対して、同じ過ちをしないで生きることだと思っています。

やっと一息新年会♪
2011年1月18日エンターブレイン社新年会より
2011年1月18日エンターブレイン社新年会より2

 2010年の暮れからずーっと正月返上で描いてた原稿が1月18日正午に完成。風呂入って3時間寝て起きて、新幹線に飛び乗り都内で開かれたエンターブレイン社の新年会に行ってきました。
 スナップは右がマンガ家の中川いさみ先生、左端のメタルマックスのやられ役ザコキャラみたいな衣装で猫耳帽子かぶってるのが私(山本貴嗣)その横がみずしな孝之先生、間の女性はアシスタントさん。
 ちなみに衣装は妻がメタルマックスのエンターブレイン社の新年会だからとそれっぽいのを買っててくれました(笑)。一見皮ですが安い合成です♪

 あとあの大島やすいち先生のお嬢さんでマンガ家の大島永遠(とわ)先生にもお会いしました。綺麗な方でしたー♪

 途中出しものであのブルーマンの公演がありました。お金持ちだなエンブレさん♪楽しかったです。

 帰宅したのは深夜でしたが、門扉を開けると眠そうな顔のミッケルさんがお出迎えしてくれました。
 翌日は久々に10時間近く爆睡。しばしのプチ正月を過ごしております。
月がとっても青いから♪いえそんな青くもないですけど;
 通い猫のミッケルさんに庭でごはんあげてたら月があんまりキレイなのでスナップ。
 これくらい明るいとニコン純正品に比べて暗めのタムロンズームでも手持ちでこんな感じで写せます♪(本体はD3000)画像はネット用に1/10くらい軽くしてあります。
 無論手持ちだと拡大すれば手ブレは否めませんが、精密月面写真とかかじゃなく、マンガの雰囲気背景に使うには十分な品質かと♪
2011年1月19日深夜の月と雲
「朝だヨー!」
2009年暮れのしろさん
 私のアイコンのモデルにしたしろさんの写真です。
 本来は2010年の年賀状イラスト。
 年賀状のモデルになってって頼んで2009年の暮れにカメラ向けたらすぐこんな顔してくれました♪
 いい猫です(T貴T)
年越し修羅場続行中
 すみません、火曜にブログ更新したと思ったらもう金曜ですね;
 昨年暮れからの執筆でずっと修羅場中。
 正月の誕生日くらいゆっくりしたかったんですが、なーんもする暇なく仕事してます(年賀状書きでわずかな余裕もつぶれました)。
 買い貯めた資料用模型も一個も手付かず。
 来週半ばのエンターブレインの新年会までに原稿上げないとヤバイんで、たぶんこのまま続行です。
 更新滞って恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします;
健在しろさん
20110110shirosan
20110111shirosan1
20110111shirosan2
 正月ちょこっと顔見せたらしばらく姿を現さなかった通い猫のしろさんが、昨日4日ぶりに来ました。
 きょうも来ました。
 最近のえらい冷え込みでどこかで風邪でも引いて倒れてないかと心配してたのですが、見てのとおりの健在ぶりです。
 少し痩せたようですが、元気は元気。
 ミッケルさんではありえないこの貫禄。
 今年もこのノリ(ってどのノリだ)(笑)で行ってほしいです♪
寝るときに後悔しないこと
 こんなことたぶん、とっくに誰かが言っておいでなんでしょうが
「死ぬときに後悔しない」ためには
「寝るときに後悔しない」訓練から始めることだと思います。
 その日予定のノルマが達成できなくても、本当にやるだけやったならば悔いはないはず。
 あ、ちなみに「後悔しない」というのは「反省しない」という意味ではなく、失敗は失敗と認めて明日に活かすけど、くよくよ「自虐」に陥らないという意味です。
 床に入るということは毎晩ある意味死ぬ稽古をしてるようなものですから、
 悔いなく寝られない人間が、悔いなく死ぬのは無理じゃないかと思います。
『メタルマックス3公式設定資料集&秘蔵データ集(エビテン限定特典付)』
 昨年暮れからずーっと『メタルマックス3/双銃身の魔女』を執筆中。
 年越しもそのままやってました。
 正月気分もなにもありません(笑
 今も描いてます。
 年賀状は仕事の合間を縫って書いてまして、あと16枚書けば今のところ来た方全員にお返しできるとこまできました。

 それから今月19日に発売予定の『メタルマックス3公式設定資料集&秘蔵データ集(エビテン限定特典付)』に私の描いたバージョンのヒロイン・コーラと神輿型戦車ソイヤウォーカーのイラストの絵葉書が付くようです。
 興味のおありな方はエビテンの予約ページをご覧ください。
 蛇足ですが、ほかのイラストレーターさんの気合の入ったイラストを見ると、ああ精進しなくっちゃって思います。いい加減な仕事したら身の破滅だなと。いやそれは今に始まったこっちゃないし、普段からけして手抜きとかしたりしてはいませんが、こういう機会をいただくと再認識します。今年もがんばろー♪

 ではまた、きょうも執筆に戻ります。
 忙しくて長い日記が書けなくてすみません。ではでは~~;
マラブンタ
 昔『黒い絨毯』という映画で行く手のすべてを食い尽くす南米の軍隊アリ「マラブンタ」が有名になりましたが、私シャレで人面アリの「スガマラブンタ」っての考えたことあります。

 「アリじゃけえ、のお!」とか言うの。無論顔はあの方で♪

 映画では悪魔のように恐れられた描かれ方でしたが、最近見たドキュメンタリーでは現地の人は大群が家に入ってくるとゴキブリとか全部食い尽くしてきれいに掃除して出て行くので、通り過ぎるまで喜んでそばで笑って見てました♪

 聞くと見るとは大違い(笑)。
通い猫比較♪
ミッケルさん&しろさん(2011年1月3日)
 本日2011年1月3日の我が家の通い猫2匹です。
 サイズと体型の違いをご覧いただくために、二枚の写真をお皿を同じサイズにパソコンで調整して並べて合成。
 撮影は同じ距離でほぼ同じ角度にしてあります。
 左の三毛波志乃さん(ミッケリチーナさん、略称ミッケルさん)♀と
 右のしろさん♂の差歴然。
 ミッケルさんはこれまで見た猫の中でもとりわけ頭の小さい華奢な姐さん猫。
 しろさんはまるで893かと見まごういかつい大頭のおやじ猫。
 マジで闘ったらしろさんミッケルさんを秒殺しそうなんですが、これが不思議なもので、昔しろさんが寝てた庭の寝箱をミッケルさんが占領し、近寄ったしろさんに一歩も引かず威嚇すると、黙って引き下がるしろさん。
 同じ体格のオス猫とはがっぷり四つで毛を巻き散らかして死闘を繰り広げ撃退してたのに。
 女子どもには手を上げないという男の仁義を通してるのかもですが、猫の力関係はわからないものです。
 まあ、しろさん見かけによらず気良しだからなあ(笑
 
 ちなみに、昔の寝床(通称ホワイトハウス)をミッケルさんが使い出したので、しろさん用に新しいホワイトハウス二号館を作ってあんかも入れてるんですが、全然泊まりにきてくれないしろさん。
 そんなにミッケルさんが嫌いなの???;
 風邪ひかないうちに来て欲しいですにゃー;

 ではではまた♪
謹画新年2011
2011年賀状
 新年あけましておめでとうございます。
 今年の年賀状の絵は、ファミ通コミッククリアで連載中の『メタルマックス3/双銃身の魔女』のヒロインですが、オマケで我が家の通い猫しろさんと三毛波志乃さんも参加しております(ミッケリチーナとシロリーノ♪)。
 同作品は一応1年くらいをめどにオファーをいただいたもので、先日アップしました5話でだいたい折り返し地点です。今年は「後半戦」ということで、また当分お目にかかれると思います。
 それ以外にも昨年から薦めております本の挿絵の仕事もありますので、無事刊行されましたら、お知らせします。
 本年も皆様の人生が豊かで実り多いものでありますように。
 どうぞよろしくお願いします♪
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