あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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デジコミ講座受講しました♪
『プロが教える!CLIP STUDIO PAINT最強デジコミ制作講座』小高みちる・著

 先日デジタル作画講座を受講に上京。
 講師は『プロが教える!CLIP STUDIO PAINT最強デジコミ講座』の小高みちる先生。
 昼前から午後6時半まで一回の休憩をはさむのみの濃密な内容で、いっぱい勉強になりました!他にも色々な講座が♪
 紹介サイトはこちらこちらです。
 小高先生のデジコミ講座は私が執筆にデジタルを導入したころPhotoshopを使った技術を教わりに受講したことがありました。
 おかげでスタートの基本を学ぶことが出来ました。あれから12年近く、そろそろ我流も限界、次の段階に、と思い久々の受講でした♪
 その方面にご興味の方はどうぞです;

 講座は、当然ですが録音録画は不可なので、受講中は猫の集中力で受講、記憶されメモをとられることをオススメします(無論猫は3時間も6時間も集中できませんがw)。
 私は大学ノートを一冊持参しましたが大きな字と図解でメモして6時間で7割くらい埋まりましたw
液晶タブレット♪
 昨日、 朝から我が家のPC回りもろもろ調整に見えてたPC魔人さま(お2人)に液タブいじらせてもらいました。
 メインマシンにグラフィックボード追加しなくてもつないで寝転がって描けるの確認。
 即注文しました。
 ぐへへへへへ
ファミレスでアイデア
 昔からマンガ家には定番ですが、たまにファミレスで、うるさくない時間にノート広げてアイデアを練ると
 家では出ない物が色々出るので、もう少し利用しようかと最近思います。
 喫茶店でもいいですけど。
アホな発想(の回想♪
 幼い頃雑誌で「動物の寿命図解」ってのを見て、
 ライオンとか熊とかが「何十年」って書いてあるのを
「そうか、この動物に追いかけられたら、その間追いつかれないで逃げ切れば、歳とって向こうが先に死ぬ」
 って思ったことありました。
 どこからつっこんでいいかわからない子どもならではの発想ですが(笑
 あのバカな感覚は、たぶん形を変えて、自分の今の仕事(マンガ家)に生きてるのかもしれないと思います♪
正面顔の悩み
 何十年も昔、手塚先生の漫画の描き方の記事で
「デッサンのゆがみは裏から見る」
 っていうのを知って、はじめて自分の絵を裏から見たときは衝撃でした。
 あまりのいびつさにしばらく裏から見られませんでした。
 自分の現実は早めに知ったほうがいい(笑)。小学3~4年のころでしたw

 横から見た絵もそうですが、正面顔は特に出ます。

 『じゃりン子チエ』のアシスタントをしていた20歳前後の頃も、自己嫌悪してました。
 はるき先生は
「人間の顔なんて左右いびつなもんや。そない気にすることないでw」
 って慰めてくださいましたけど。
 今はPCのフォトショップで左右反転できるんで、半分ずつ裏表をつきあわせて、気軽にバランスが見られます。
 でも、ただとればいいわけでもありません。
 ご存知のとおり、完全左右均等な顔は、かえって異様に見えますから。

 先日Eテレの番組で、あの楳図かずお先生も、左右対称に描かないほうが表情が出るみたいなことをおっしゃってたような。
 実際そのとおりで、そういう意味では漫画なんてほとんど人の表情を生き生きと描くためのコマだらけなんで、あまり神経質に均等を追うことはないのかもと思います。

 ただ例外として、
 友人の阿闍梨で尼僧漫画家・悟東あすかさんの著作
『幸せを呼ぶ仏像めぐり』
 の助っ人で、ご神仏の御姿を描いたときは、あえて非人間的に左右均等に努めたカットもありました(お不動様のように非対称が正しいお姿の場合は別)。
 煩悩や執着を離れて人ならざる存在になったものを現すには、かえって均等で人間らしさをなくすことが必要と思ったからです。

 正面から見て左右均等な顔を描くのはとても難しい。
 結局50年以上かかってもできてません。
 目か手か脳のどれかか全部に障がいがあるのかも(片目が乱視なのは事実です)。
 でも以前、尊敬するバンデシネ(フランス・コミック)の作家が、単行本のカラー表紙でいびつな正面顔描いてるの見て、なにか少しふっきれた気がしました。
 まあベストを尽くして日々修行、という、いつものオチになるのでした(笑)。
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