あつじ屋日記
まんが家・山本貴嗣(やまもとあつじ)の日記です。 作品から日々思うことまで色々書いてます。
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ご無沙汰失礼;
 ご無沙汰してます。
 仕事に追われてるのと(思わぬイレギュラーな用事もあって)疲れてるのとで、更新ままならず;

 先日親しい友人が満腹時糖尿病と診断されました。たまたま初めてかかる病院の診察直前におにぎりを食べて行ったのがラッキーだったようで、いつもは空腹時にしか検査しないんで、判明してなかったようです。
 人間何が幸運になるかわかりませんね。
 私も最近疲れやすいんで、今週あたり久々に健康診断に行ってこようと思います。

 日記の記事、書きかけで言葉足らずでアップできないものもあり
 しばし滞っておりますが、申し訳ありません。
 健康ネタも何か新しいことがありましたら追加していきます。
 どうか気長にお付き合いくださいー♪
 
ゆんける
 私どもの仕事で、よく戦う羽目になる相手が「睡魔」です。
 締め切りのためには、どうしても無理して起きてないといけないことがあり、昔から色々な眠気覚ましが考案されてきました。
 アシスタントさんとのしりとりなんかも、その一つでしたが(笑
 皆さん共通のアイテムはドリンク剤。
 法に触れる危ない薬物は論外として(爆
 よく聞かれたのが「リポD」でしょうか。
 私も若いころ飲んだ覚えがあります。
 もっともこれは初心者向けというか、だんだんそんなもんじゃ効かなくなってきます。

 ドリンク剤も健康のためには過剰摂取は禁物なので、めったに飲むことはないんですが、昨夜は久々に「困ったときのこの一本」
 ユンケルロイヤル
 を飲みました。
 その直前、数十分うとうとしてたのもありますが(でも寝覚めわるーい)けっこう効いて、ふだんの就寝時間より3〜4時間はもちました。
 まだ起きてられたけれど、脳が死んできてたので寝ました。
 ユンケルロイヤルは友人が、いざと言うときに愛飲してて、教えられたものです。
 もっと安いドリンク剤も使うことがありますが、安いなりの効き具合です。

 ただ眠気覚ましであればモカ系もありますが
 胃に悪いのもあって、長らく使ってません。
 皆様は何を愛用なさってますか?
 ではではまたー♪
巨星・樺島勝一の画集
『樺島勝一 昭和のスーパーリアリズム画集』
 『樺島勝一 昭和のスーパーリアリズム画集』(小学館)
 を、私の知人で同書の構成に参加され、文章も寄せておられる大橋博之氏よりお送りいただきました。
 樺島勝一と言ってぴんとくる方は、もうかなり年配というか、おそらく50代以上の方ではないかと思います。
 かく言う私も、幼いころ、無くなった伯父の遺品にあった「少年倶楽部」などで読んで知っていたもので、一度中学か高校のころ復刻版でも見ましたが、いずれにしても、今の若い方には遠い歴史の彼方の人と思われます。

 その緻密でリアルな絵を見て驚愕し、魅せられ、昔の日本にはこんなすごい絵を描く人がいたんだと感動したものでした。
 おそらく私と同年輩かそれ以上の方で、漫画やイラスト、美術関係の仕事を志された方なら、たいていご存知のことと思います。

 樺島画伯は明治21年生まれ。
 昭和40年に76歳で亡くなりました。
 不勉強な私は、その人となりはまったく知らず、今日までただ、あのものすごい絵を描いた人というだけの認識できました。CGも、おそらくエアブラシもない戦前戦中戦後の時代、筆とペンで、写真と見まごうスーパーリアルなイラストを描いていられた、画伯の技術と志の高さ、それを裏打ちした博学さ、すべてに頭の下がる思いです。

 樺島画伯の画業の多くが、少年向けの雑誌のイラストで占められています。
 「相手は子どもなんだからもっと手を抜いてもいいじゃない」
 と言う夫人に
 「相手が子どもだから嘘は描けんのだ」
 と怒ったという話が、同書にもありますが、本当に手を抜かない緻密な絵で、そのため無論量産はきかず、せいぜい月に三枚のペン画がやっとだったとか。
 そういう入魂のイラストを見て育った当時の子どもたちは、ある意味美術の面では豊かで幸せであったなあと思わずにはいられません。

 ここで勝手に、その作品群をスキャンしてアップするわけにはいきませんので(笑)
 興味を持たれた方は、どこかでご覧ください。
 きっと驚かれることと思います。
 いや、もしかしたら、いくらでもCGだのVFXだの使える現代に育った若い方には、「別に?」と思われるかもしれませんが、半世紀以上昔に、本当に昔ながらのペンや絵筆、完全アナログの手描きでこれを描いていた(それも子供向けに)絵描きがいたという事実に、思いを馳せていただければと思います。

 素敵な画集を発行してくださった大橋氏始めスタッフの方々と小学館、そして何より樺島画伯に心より御礼申し上げます。

 東京都文京区の弥生美術館では、この10月2日から
 「生誕120年記念 ペン画の神様 樺島勝一展」
 が開かれています。
会期: 2008(平成20)年10月2日(木)〜12月23日(火・祝)
開館時間: 午前10時〜午後5時
(入館は4時30分まで)
休館日: 月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日)
※会期中は10/13、11/3、24開館、
      翌10/14、11/4、25閉館

料金: 一般800円/大・高生700円/中・小生400円
 
 連絡先は

弥生美術館
〒113-0032 東京都文京区弥生2−4−3
TEL:03(3812)0012

 です。




 それからこれは、蛇足ですが
 大橋氏より同書が届いた日は、奇しくも、私が久しぶりに(本当に久しぶりに)、ある雑誌の依頼を受け挿絵の連載仕事に取りかかった日でした。
 くわしいことはまた追ってアップいたしますが
 大変不思議なタイミングで、励まされ、また襟(えり)を正される思いがしたものです。
 もとより、巨人樺島画伯とは比較にもならないこの身ですが
 及ばずながら誠心誠意、良い作品を目指したいと思います。


 で、その今月分のイラストは今朝方アップしましたので、これからまたアヌンガに戻ります♪
 ではではまたー!!
デッサン
 いくつになってもうまくなんねえなオレ
 と思って
 描き続けてきて、もうすぐ五十。



 きょうも下絵中、立ち姿で苦闘。
 一つのポーズに一時間以上ああでもないこうでもない描き直して、
 ダメだこりゃ、とサジを投げました。

 ある種のバランスを整えようと、あっちを削りこっちを足し、裏から見たり表から見たりしているうちに
 コンテ段階の大切なエッセンス、そのコマの肝(きも)みたいなものが失われ
 どうでもいい絵になってしまう。
 そういう時はもう、微調整などしても無駄で、一から描きなおしたほうが早い。

 机を離れてお茶飲んで、初心に返って、コンテの一番大切なニュアンスを出すよう、迷い無く描いてみました。
 15分くらいで描いたその絵の方が
 一時間以上迷走し続けた最初の絵より明らかに魂宿ってていいんですよね。採用。

 漫画家はよく「神が下りる」という言い方をしますが(笑
 ブルース・リーの「考えるんじゃない、感じるんだ」というセリフを思い出します(あれって、頭の悪さの言い訳に使われると困ったフレーズなんですよね。使う状況と相手は選びます)。
 さて、本日最初のステージクリアです。
 次行ってみよー♪
オフ会/ロケハン
桜木町080928a
桜木町080928b
 きょう・・じゃない、もう昨日ですが
 28日は友人の脚本家さんと漫画家さんご一家と横浜でオフ会。
 午後1時から夜の8時ごろまで、桜木町近辺をうろうろ。
 ひっさびっさの仕事の合間に、ほんとーに楽しいひと時を過ごしました♪(みなさんありがとー!)(泣

 でも、ただ遊んでうろついたんじゃなくて、私は愛用のデジカメでずーっとロケハン三昧。
 帰宅して確認したら二百数十枚撮影してました。

 一日曇天で撮影には不向き?
 とんでもない!
 なまじピーカンだとくっきり影ができちゃって、何時ごろの映像か判りすぎるんです。つまり使える範囲が狭まるわけです。
 28日は影のできない曇天のおかげで、昼間ならどの時間帯にも応用のきくカット満載。
 しかも、ある気に入った一角(上の画像ではありません)を見つけて歩きながら撮影、最終的にランドマークの展望台から俯瞰を撮って帰宅後見たら、ほとんど写した順番を逆回しに見ると、いーいアヌンガの殺陣ができる構成になってたことが判明。
 うーむ、天の配剤みごとなり♪

 きょうはほかにも色々すてきなシンクロニシティがありました。
 使える資料写真の収集と、友人との交友と、一粒で二度おいしい一日でした。
 また頑張って仕事します。
 いや、実は明日も別のロケハンの予定があったにゃ♪(それも仕事ですが)
 天候次第ですが、同時進行でプロットもします。

 急に冷え込んできましたが、皆様もくれぐれもご自愛ください。
 ではでは。
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